2025/12/30
Claude Codeへ「スキルを使って」と言うのに疲れたあなたへ
推論に頼らずHooksで確実にスキルを起動させる実装テクニック
「スキルを使って」と言う手間
Agent Skillsは便利ですが、明示的な指示がないと起動しないことが多々あり、開発体験を損ねています。
指示しないと動かない
自然な会話では無視される
「ボタンを押して」などの自然な指示では、関連スキルが起動せず自己流の実装になる。
推論の限界
説明文改善も効果薄
descriptionを工夫しても、コンテキストに埋もれてClaudeが判断ミスをする。
ベストプラクティス無視
品質の低下
Playwrightの例では、locatorを使わずevaluateを使うなど、非推奨な実装をされる。
なぜスキルは起動しないのか
Claudeの「推論」に依存する実行プロセスがボトルネックになっています。
実行プロセスの壁
起動から実行までの3段階において、判定ロジックに不確実性があります。
Discovery
Activation
Descriptionのジレンマ
説明文の改善だけでは、確実な起動を保証できません。
文字数制限
情報の埋没
推論に頼らず「強制的に」注入する
UserPromptSubmit Hooksを活用し、キーワード検知によって「スキル起動命令」をプロンプトに強制注入します。
推論任せ
AIの気まぐれでスキルが無視され、毎回指示する手間が発生。
Hooksで強制
キーワード一致で確実に起動指示を注入し、自動実行させる。
キーワード検知 × プロンプト注入
「git」等の単語をトリガーに、Claudeへスキルの使用を強制するシステム命令を挟み込む。
Hooksによる強制起動の仕組み
Input
git commit...
Hook検知
キーワード一致判定
Injection
強制命令を追加
Execution
スキル読込・実行
Hooks実装の4ステップ
Bun環境を利用して、キーワード検知とプロンプト注入を行うHooksを実装します。
環境構築
Bunとcc-hooks-ts、valibotをインストールする。
設定ファイル定義
トリガーとなるキーワードとスキル名をYAMLで定義。
ロジック実装
入力内のキーワードを検知し、注入メッセージを生成するTSを作成。
Hooks登録
settings.jsonにUserPromptSubmitフックとして登録。
発展途上の技術を攻略しよう
AIの自律性を待つのではなく、今ある仕組みをハックして快適な開発環境を作りましょう。
次のアクション
Hooksを実装する
記事のコードを参考に、よく使うスキルを自動起動設定する。
ストレスから解放
「スキルを使って」と指示する手間をなくし、本質的な開発に集中。
ポイント: 不確実性を技術で乗り越えるハックが、今のAI開発には有効です。
同じ課題を感じている方へ
sui Tech Blog