2026-02-18
AIを使い倒す人間ほど、AI文章に萎える
24時間365日AIを使い倒す筆者が、技術記事のAI生成文章に感じる「ゾワッ」の正体を3つの感情に分解し、人間がやるべきことを考える
「ゾワッ」の正体は3つの感情
AI文章への嫌悪感を分解してみると、直感・羞恥・危機感という3つの層が見えてきました
不気味の谷
直感的な違和感
人間らしい文章の中に「異質なもの」を検知した瞬間、本能的にセンサが警戒してしまう
共感性羞恥
推敲していないことが透ける
AI文章がそのまま貼り付けられているのを見ると、いたたまれない気持ちになる
情報汚染への危機感
検証なき公開の問題
間違った情報を垂れ流しにすることへの憤りが、嫌悪感の一番深い部分にある
使い手だからこその透視能力
AIを使わない人はAI臭さに鈍感かもしれません。でもAIを使い倒す人間ほど「推敲していない」ことを見抜けます。この嫌悪感はAIリテラシーの高さの裏返しでもあるのです
AIをあまり使わない人
AI臭さに鈍感で、違和感に気付きにくい
AIを使い倒す人
推敲の有無を見抜ける。手抜きが透けて見える
道具として使うからこそ
AIはあくまで「言葉を出すための道具」であって、思考を代弁しているわけではない。最後は声に出して読む
不完全さが価値になる時代
AIはほぼ誤字脱字をしません。確率的に最もありそうな言葉を出すのだから当然です。だからこそタイポを見ると「人間が書いた証明」に感じる時代がきました
完璧なAI文章
誤字なし、整いすぎて不自然。人間味を感じない
不完全な人間の文章
タイポや成長の跡がある。「味」がある文章
歴史は繰り返す
精密画の時代
正確さが最大の価値
写真の登場
機械が精密さを代替
抽象画への転換
人間は感情と表現へ
AI時代の文章
人間は思想と一次体験へ
人間がやるべき2つのこと
AI文章は「それっぽいこと」を確率的に出力します。だから人間がやるべきことは明確です
検証する
一次情報にあたる
公式ドキュメントから引用するなら必ず一次情報を確認し、「ここにこう書いてある」と明記する。AI時代だからこそ一次情報の価値が際立つ
尖り散らかす
個人の思想を載せる
ただの情報ではなく、その人の思想や価値観が載った文章を書く。AIには「Aだ」と言い切ることも、矛盾を抱えることもできない
つまり
AIが平均的な出力を担うなら、人間は「エビデンス」と「尖り」で差別化する
声に出して読んでみよう
AIを否定する必要はありません。道具として最大限に活用しつつ、最後のひと手間をかけるだけで文章は変わります
今日からできること
書いたら声に出して読む
一言一句声に出すと「この言い回しは不自然だな」と気付ける。推敲の第一歩
一次情報にあたる
AIの出力を鵜呑みにせず、公式ドキュメントで裏を取る習慣をつける
自分の言葉に変換する
AIの提案を自分が実際に話すであろう言葉に変換してから公開する
ポイント: AIは「言葉を出すための道具」です。推敲するだけで「AI臭さ」は消え、あなたの思考が読者に届きます
人間臭い文章を書いていこう
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