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令和3年度秋 基本情報技術者試験 合格体験記

基本情報技術者試験に合格するまでに使用した参考書やWebサイト、午前免除試験での合格経験をまとめた体験記。

はじめに

基本情報技術者試験を2021年10月に受験し、無事合格することができました。

本記事では私が合格に至るまでに使用した参考書やWebサイト、自身のスペック等をまとめ、記事を閲覧していただいた方の参考になれば幸いです。

また、午前免除試験での合格のため、そちらについて悩みを抱えている方にも参考になればと思います。

学習前のスペック

受験時のスペックについて以下の通りです。

  • 20代前半
  • 私立文系大卒 情報系は授業とゼミで少し触った程度
    • 授業は常に寝てたのでほぼ忘れてる
  • 在学中、ゼミの指導でITパスポートを取得

受験したきっかけ

ITパスポートをゼミの指導で受験したことから「基本情報技術者もついでにとっておくか」的な軽いノリです。

勉強期間

午前試験(免除)

2021年4月に基本情報技術者試験を受けようと決めてから、初めの課題は午前免除試験を受けるかどうかでしたが、下記のメリットにも記載の通り精神的に楽をしたかったので午前免除試験を選択、その後午後試験を受験しました。

勉強期間は4月から6月迄の約2ヶ月間ほぼ毎日2時間近く過去問とにらめっこしていました。

参考にしていたサイトや書籍は

基本情報技術者試験ドットコム

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年

上記の2つのみです。分からない部分は各所Googleで検索して解決していました。

午前免除試験って受ける価値ある?

紙試験なら受ける一択だと思っていましたが、CBT試験に変更になったことから受けるかどうかはどちらでも良いと思います。

参考程度に、主観ですが午前免除試験のメリット、デメリットをまとめておきます。

メリット

  • 午前試験と午後試験の受験時期が離れることから、両者ともに並行せず集中的に勉強できる
  • 短い期間に午前午後両方受けるわけではないので精神的に気が楽

デメリット

  • 受験時期が離れることから勉強しなくなる
    • 自分は6月に午前免除試験、10月に午後試験を受けましたが7,8月は勉強する気が起きませんでした
    • 「これなんだっけ?」と一度勉強した分野を忘れることがある
  • 受験費用がかかる

午後試験

午後試験の勉強期間は9月から10月末までの約50日間、毎日平均2時間過去問とにらめっこしていました。

選択科目は正直どれでもよかったのですが、

  • 計算問題にできるだけ時間を割きたくない(見直しがめんどいため)
  • 読めば答えが分かるであろう内容が多く出題される
  • SQL系、DB系の問題の点数が午前問題でも低かったのでやりたくない

上記の3点を考慮した結果、問2~4はソフトウェア設計ソフトウェア/ハードウェアを重点的に勉強し、保険としてマネジメント系とストラテジ系を勉強しました。

プログラミング言語はPythonを受けてみたいなとも一瞬思いましたが、現状サンプル問題しかないことや自分自身勉強中の身だったので表計算を選択し、午後問題の選択問題が確定。

60点以上正解すればよいので目標の点数配分としては、

  • 情報セキュリテイ 20点(満点)
  • アルゴリズム 13点(5割)
  • 表計算 13点(5割)
  • 問2~4の科目 9点(6割)× 2

上記の点数を目標に勉強配分を決めていきました。
目標点数: 64点

勉強方法

午前問題

午前問題は過去問から出題される割合が高いことから、ひたすら基本情報技術者試験ドットコムの過去問を解きつつ、わからない語句や説明等を暗記マーカー等を利用して反復練習していきました。

apps.apple.com

暗記マーカーアプリ - App Store

App Store でAkira Takahashiの「暗記マーカー」をダウンロード。スクリーンショット、評価とレビュー、ユーザのヒント、その他「暗記マーカー」みたいなゲームを見ることができます。

分からない問題があったらその語句の意味と関連を理解するようにします。
計算問題は何度か過去問を解いていると、回答を見なくても答えがわかってしまうので、そういった問題はとにかく計算ミスをしないよう何回も解くことを推奨します。

過去問道場の成績が残っていたので添付しました。

スクリーンショット 2022-01-27 210814.png

勉強期間が長かったこともあり、暇なときもポチポチしてたので確認したらすごい数?解いてました。

午後問題

こちらも同様に過去問をひたすら解きます。

基本的に回答した問題全ての正答率をメモっていきます。
その後は分からない分野があったら、午前問題で復習するといったサイクルを続けていました。

過去問は最初5年分くらいは自分が受けようとする教科は解きましたが、アルゴリズムと表計算に関しては解説がないものも含めて大体解きました。

午後問題は時間制限を設けることを強く推奨します。

正答率をメモったものがでてきたのでおまけで載せておきます。字が汚いのは大目に見てください…
令和元年の春がないのは試験前日に解こうとしたためです。

IMG_1742.jpg
IMG_1743.jpg

こう見てみるとアルゴリズムと表計算の点数が絶望的ですね…

結果

pro.png
pro1.png

合格ラインぎりぎりの60点で無事合格することができました。

勉強後から学んだこと

ゴリ押しのような勉強方法だったので、今後受験する方は絶対に戦略を組んでください。

私自身も戦略を組もうと試みましたが、急に勉強する気が失せたり他のことやったりで当てにならないため、他の記事を書いている方々を参考にしていただけると良いかと思います。

読んでいただけた方がいらっしゃるか分かりませんが、この記事を読んで誰かの参考になれば幸いです。では。